Spiritually Enlightened?

主に洋楽アーティストの歌詞、インタビュー、レビュー和訳をしつつ、英語学習をしていこうと企むブログ。留学や一人旅など海外で得た体験なども書いていきます。私にしか書けないことを、ゆるーく好きなように。

留学経験談と後悔・失敗しないための留学計画(元留学カウンセラー視点あり)

皆さん、こんにちは!

Mimuです!

 

とてつもなく久しぶりの更新になってしまいました…

4月から転職したばかりなのもあって、

なかなか余裕がない日々を過ごしております😅

 

実は書きかけの記事もあるのですが、

きちんと書き上げてから…と思っていたら

なかなか更新できなくなってしまい。

やっぱり完璧主義ってのはいけませんね😵

今後はある程度のクオリティでガンガン更新出来るようにしたいなと

思っております!

 

さて、

突然ですが、

今回は海外留学について語りたいと思います。

 

というのも、

私は今年3月まで1年間ほど留学エージェントで働いていたのですが、

さっきたまたまYouTubeで見たとある留学エージェントの動画に違和感を感じ、

元カウンセラーとして自分の思うことを、

留学を考えている人に伝えたくなったからです。(すごい単純。笑)

 

といっても、留学の話ってし出すときりがないので、

今回は私自身の留学体験と、

自分が関わってきた生徒さんのフィードバックを元にした

後悔しない留学の心構え・ポイントについて、

お話ししたいと思います。

 

結論だけ手っ取り早く知りたい!という方は、

ポイントの項目だけ見て頂ければ!

 

 

それでは早速いってみましょう!

 

 

 

 

Mimuの留学体験

 

 

まずは、

私自身の留学経験について。

 

私の初の海外生活体験は高校1年生の夏、

親の知り合いがいるオーストラリア・ブリスベンでの1ヶ月ホームステイでした。

知り合いが現地のクリスチャン系の学校で日本語教師をしていたので、

平日はその学校の日本語クラスのアシスタントティーチャーをしました。

アシスタントティーチャーといっても、

まだ高校1年生だったので、単に日本語ネイティブとして

生徒とお喋りしたり授業を一緒に過ごすというものでした。

そして、その日本語クラスで成績優秀だった同い年の生徒のお家に

ホームステイさせてもらいました。

そのときの経験が、大げさでなく私の人生を変えました。

 

とにかく、英語がどうこうというよりは、

海外の環境・生活にふれること、

また現地の同い年の学生とのふれあい、

そして日本の学校とは違うレベルの高い授業に、

本当に大きな衝撃を受けました。

たった1ヶ月ではありましたが、

多感な高校生の時期に海外を体験出来たのは本当に貴重だったと思います。

 

なので、まずは中高生のうちに一度、

夏のサマープログラムなどで海外に子供を行かせることは

確実に大きなプラスだと思います。

 

私はそれまでなんとなく文系だから進路は文学部を目指そうかな、

と思っていたのですが、

そのホームステイをきっかけに絶対外国語学部に入る!

という揺るぎない想いが生まれ、

実際に某公立の外国語大学に進学しました。

まあ、大学受験でもその大学での生活でも色々大変だったのですが、

それはまた別の機会にするとして。笑

 

そして、本格的に語学留学したのが、

大学4回生を休学して半年間いったイギリスのロンドン。

このときも、就活が始まるなか何の仕事がしたいのかよく分からず、

とりあえず適当に就活イベントに行っていたとき、

母親から「あんた留学はせんでええの?」という一言から留学を決意。

当時それまで苦手だったイギリス英語に強く惹かれ、

また音楽といえばロンドン!という単純な憧れから、

ロンドンを留学先に選びました。

ただし当時は今よりもポンドが高く、

家は貧乏でお金がなかったので、

大学を2年間休学し1年半アルバイトし、半年間だけ行くことにしました。

 

ちなみにこのとき私は無料の留学エージェントを使ったのですが、

まあこのときのカウンセラーが本当に適当で。。笑

お陰で嫌な想いも沢山しましたが、

その代わり現地デスクのカウンセラーさんがすごくサポートしてくれ、

その体験から「私もこんな素敵な留学カウンセラーになりたい!」

と強く思うようになり、

帰国する頃には留学エージェントの仕事につくことが目標になっていました。

まあ、留学カウンセラーになりたいってのは、

比較的ありがちな留学生あるあるではあるのですが、

私は実際にカウンセラーを経験して、

こんなにやりがいのある、

自分から頑張りたい!と思える仕事はないなと本当に思いました。

今は理由あって別の仕事に転職しましたが、

またいつか留学や英語教育に関わる仕事に戻りたいなと思っています。

 

こうして、

ロンドン留学では現地でのトラブルも乗り越え、

更に就職の目標を見つけて帰国したこともあって、

親からは「たくましくなった、成長した」とよく言われました。

 

 

 留学で後悔しないためにするべきこと

 

 

さて、ここからは、

自分自身の留学を通して感じた、

後悔しない留学にするためのポイントを箇条書きしてみます。

(ちなみに、

個人的には失敗も経験のうちだと思いますので、

どんな失敗の多い留学でもきっと意味のある経験になると思います。

ただ、できるだけ後悔しないように事前に計画することはとても大事です。

なので、後悔しないためにという言い方をしています。)

 

 

・具体的な目標を必ず設定する(簡単なこととハードルの高いもの幅広く)

・留学に行く前にできるだけ英語力をあげておく

(出来るならばtoeic700~800くらい取っておく)

・失敗や間違いを決して恐れない!

・語学学校に通う場合は、

語学学校以外のローカルのコミュニティに参加する

・やりたいことはとりあえず何でもやってみる

・~だから~できない、ではなく、~するには~したらいい、と考える

・当初の目的通りにいかなくても当たり前!

問題はそのときその時をどう乗り越えて楽しむか!

 

目標設定では、

簡単にできそうなこと(友達を作り観光地を廻る、カフェで一人で注文できるようになるなど)、

難しそうだけどやりたいこと(advancedクラスまで上がる、ローカルの友人を作るなど)、

楽しみなこと(旅行する、好きなアーティストのライブにいくなど)

などなど、幅広く考えましょう。

そうすれば、留学を終えるときにいくつかでも達成できていればその分満足感が得られます。

 

また、行く前に英語力を上げるという点ですが、

これは現地での学習時間を最大限に活かすためです。

基礎文法の復習と、可能であれば格安のオンライン英会話などで少しでも英語に慣れておくと良いです。

ここで勘違いしてほしくないのは、

英語が話せるようになってからでないと留学してはいけない、

ということではないこと。

むしろ、語学学習ではいかに間違いを恐れずに

アウトプット(とくにスピーキング)していくかが重要です。

まじで、発音わからんとか文法ぐちゃぐちゃとか、初めはそれでいいんです。

だって、話せるなら留学行かなくていいですよね。

話せるようになるためにいくんです。

そんなことを気にして話せずにいる限り、話せるようになんて一生なりません。 

そうして失敗を恐れるから、留学に失敗するんだと思ってください。

だって、出川イングリッシュとかだめだめなのにちゃんと通じてるじゃないですか。笑

ほんと、そういうことなんです。

日本人の英語学習者はとにかく全員出川イングリッシュを見習うべきです。まじで。

 

 

また、

今まで100名にも満たない数ではありますが、

留学生を送り出してきたカウンセラーとしてお伝えしたいポイントも、

箇条書きにしてみます。

 

・自分がしたいこと、具体的な目標は何か、

また、そのためには本当に海外留学が必要かを考える

・留学エージェントを利用するしないに関わらず、

3社くらいは無料カウンセリングを受けてみる

・周りの留学経験のある先輩などにも話を聞く

・留学YouTuberの動画も参考に見てみる(鵜呑みにはしない)

・留学カウンセラーの言うことだけでなく、自分でも調べる

・留学したらなんとかなるという安易な発想は絶対やめる!

・海外は夢の国でもないし、全くの異世界でもない

海外でも相手は自分と同じ人間(但し異なる文化価値観を持つ)だと理解する

・あと残り~ヵ月ある、ではなく、~ヵ月しかない、と考える

・留学はあくまで自分が作り上げるもの

留学エージェントや周りの助けを借りることはあっても、

思い通りにいかないことを周りや環境のせいにしないこと

・語学力は10週間に1レベル上がるのを目標にする※詳しくは次項

・留学の真の価値は、

想定外のことや困難に対してどれだけ自分で対処できる力を持てるか、にある

 

 

なんか書き出したらいっぱいになりました。。汗

しかし、どれも本当に大切なことなのです。

言葉で書くとそんなの当たり前でしょ、

みたいな風に思えるかもですが、

これらを全部ちゃんと分かってない人は意外といます。

また分かっててもなかなか実行できず、

後悔を残して留学を終える人も多くいると思います。

 

というか、全く後悔のない留学だったと言える人は

恐らく全体の1~2割いるかくらいだと思います。

だって、言葉が通じて勝手の分かる日本で生活していても

思い通りにいかないことって結構あるのに、

言葉の通じない文化価値観の違う海外で後悔なしに生活するのって、

きっとほぼ不可能ですよね。

 

逆に言うと、

海外留学生活を喜んで有意義に過ごせている人は、

日本でもそういう生活がある程度できている人がほとんどだと思われます。

 

そして、

若い学生の場合はまだまだ柔軟なので、

例えばすごく大人しかった子がすごく積極的になって帰ってきた、

ということは中高生くらいまでは珍しくありません。

大学生になるとある程度自分の人格とか性格が定まっている頃なので、

性格が大変身!とまではなかなかならないかもですが、

それでも海外生活から得られる刺激は大きいものです。

考え方や価値観はかなり変わり、有意義な経験となるでしょう。

 

しかし、普段から人間関係が上手くいっていなかったり、

いつも何かから逃げてばかりで、

嫌なことから逃げるために留学を考えている人は危険です。

逃げることが悪いのではなく、

それが日本という環境のせいなのか、

自分個人の問題なのかはしっかり見極めないといけません。

もしそれが自分個人の問題ならば、

海外にいったからといって解決できるかは分からないからです。

 

 

ぐだぐだと色々書いてしまいましたが!

最後に留学では実際どれだけ英語力が上がるのか?

を書いて終わりたいと思います。

 

 

留学で英語レベルはどれくらい上がる?

 

 

まず、語学留学の基本として、

多くの語学学校が採用している英語レベル設定があります。

ヨーロッパで主に用いられているCEFRと呼ばれるもので、

これによってレベル分けをしている学校がほとんどです。

低い方から、

beginner(入門)

elementary(初級:日本の中学1年レベル)

pre-intermediate(初中級:中学3年レベル)

intermediate(中級:高校1年レベル)

upper intermediate(中上級:高校卒業レベル)

advanced(上級:海外生活を問題なく送れる、日本人の思うペラペラレベル)

proficiency(ネイティブとほぼ同等レベル)

となります。

 

語学学校では主にelementary~advancedまでのクラスを開講してますが、

実際のクラスのレベルは学校規模によって多少ばらつきがあります。

大きい規模の学校の方が生徒数が多いので、

その分正確に細かくレベル分けできている可能性が高いです。

但し、クラス平均人数が14名以上となると

授業によってはほとんど発言する機会がなく、

小規模の学校でこじんまりした8名くらいのクラスの方が

英語が伸びるというケースもあります。

ただこの辺は学校によってクラス設定人数が異なり、

また自分が留学する時期によっても生徒の数や国籍比率は変動します。

 

話が少しそれましたが、

さっきのレベル分けでいうと、

語学学校に通えば大体10週間で1レベル上がると言われています。

日本で英語を全く勉強してなかった人はelementary、

基礎くらいは分かってる人はpre-intermediate、

得意までは行かなくてもある程度ちゃんと授業受けてた人はintermediate、

得意でtoeicも700くらいは取れる人はupper intermediate、

から始める人がほとんどです。

そして、elementary~upper intermediateまでは、

ちゃんと学校に通えば比較的すぐに上がれます。

しかし、upper intermediateとadvancedの壁が高く、

個人差もあるでしょうが10週間以上かかることが多いのではと思われます。

英検でいうと準1級と1級の差と同じくらい?

もしくはそれ以上になる気がします。

また、個人的な感覚では、

20歳前後くらいまでに長期留学をすると、

比較的ネイティブに近い綺麗な発音で

英語を早く修得できる可能性が高いと思います。

 

ちなみに、

私はupper intermediateから始まり、

3カ月後には一応advancedに上げて貰えましたが、

通っていた語学学校が小規模でレベル低めな生徒が多かったため、

スピーキングレベルは達していなくても筆記テストと普段の授業態度から

上げて貰えたという感じでした。

案の定、advancedに上がってみたら

他の生徒がproficiencyレベルに近いadvancedレベルの生徒で、

スピーキングの流暢さに関しては全く刃がたちませんでした。

 

ただ、私自身、

自分の留学は行動力や積極性が足りなかったと思っているので、

もっと本気で頑張れる人でスピーキングが得意な人なら、

半年でupperからadvancedレベルを修了するのは不可能ではないかも…

という感じです。

 

ちなみに、

英語が伸びた人というのは、

語学学校の授業だけ出ていたのではなく、

授業以外の時間にクラスメイトやホストファミリー、

フラットメイトなどと沢山交流し、

パブやイベントなど外の活動を沢山して、

現地の友人・恋人ができた人だと感じます。

私自身が学校で出会った生徒で英語が話せた子達は、

現地のイギリス人と仲良くなり友達になった人や、

イギリス人の彼氏ができた子、

ボランティアなどで現地のコミュニティに参加している人達でした。

 

では、どうやってそういう友達を作るか?

答えはとにかく、外に出ることです。

クラブで遊んだりパブにいって知らない人と話してみたり、

図書館やカフェにいってみたり。

現地で習い事したり、ボランティアしたりもいいと思います。

他にも、絵を描いたり音楽ができたりスポーツができる、

という人ならその趣味を通して友達を作りやすいと思います。

meetupなどに参加したり、

外の公園などで絵を描いたりしてると話しかけられたりするので、

そこから広げていくのがいいと思います。

 

 

以上のまとめとして、

私が思う最善の留学計画は、

・中高生に一度留学プログラムに参加してみる

・大学2年生くらいまでにtoeic最低500、できれば700以上を取る

・2年生~3年生時点で半年~1年留学をする

・できるだけ具体的な目標を決め、就活のことも視野に入れた計画をする

 

こうすれば、

日本での就活前に色んな刺激を受けられて、

自分自身のことや自分のしたいことを本気で考えるきっかけになるし、

もしそのまま海外に移住したいとなった場合も早くから計画できると思います。

 

 

 

 

以上、

今回は語学留学について語ってみましたーー!!

 

留学ってお金もかかるし不安なことがいっぱいだと思いますが、

ネットで調べればいくらでも情報はあるし、

とくに今時はYouTuberという生の情報発信者がいるので、

(勿論、全部鵜呑みは危険ですが)

少しでも興味があるなら色々調べてみてほしいです!

なんだかんだ、社会人になってから長期留学って、

日本ではまだまだしずらい風潮なので、

若い学生さんはぜひ!今のうちにチャレンジしてみてください!

勿論、社会人の方でもしっかり目標を持って計画すれば、

留学も留学後の再就職もちゃんとできるもんですよ。

 

人生一回きりだから、

後悔のないように生きていきたいですよね!

私も自分のしたいことをちゃんとしようと思います☺️

 

 

それでは!

今度こそ対訳記事アップするぞーーー!笑